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和國百女

わこくひゃくじょ

三-G-b-30

菱川師宣畫

版本

元禄八年刊本の後摺り

一帙一冊

紺色無地表紙。四針袋綴装。縦二六・一糎×横一八・一糎。単匡郭、縦二一・五糎×横一六・六糎。三二丁。

X-菱川師宣絵本-26

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○元禄八年刊本の後摺り。紺色無地表紙。四針袋綴装。縦二六・一糎×横一八・一糎。単匡郭、縦二一・五糎×横一六・六糎。三二丁。

○外題、表紙左寄りに双郭の原題簽「和国百女　全」。内題、なし。版心、「百　一（～卅四）」。

○漢文序、（原本の訓点に従って読み下して示す）「傳に曰く、許（キヨ）氏（シ）は傳神を善（ヨ）くし、繪（ヱカ）くに朱桃推（シユトウスイ）を以て肆（シ）中（チウ）に置いて、千錢を取る。頃ころ、菱川氏某、画（ヱ）を以て時に鳴る。暇の日、百女の圖を繪く。今書林松氏、朔旦其圖を以て、版（ハン）に鏤（チリバ）め永久を垂れんと欲す。尓云」。刊記、「正月吉辰／畫師　菱川師宣」。

○印記、長方陽刻朱印「山﨑氏図書記」。正方陽刻朱印「濤川惣助」。丁付に従えば、第一一丁ウラと第一二丁オモテ、第二二丁ウラと第二三丁オモテを欠く。各見開きに一図、全三一図。見返しに、「本書ハ元禄八年乙亥歳正月　書林松會開板ノモノニテ（中略）筆者ハ末尾ニ菱川師宣ト署名アレドモ或ハ其長子師房ナランカトノ説モアリ」との考証を記した便箋紙一枚を貼付。『師宣祐信繪本書誌』38番。【27】【28】参照。

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