東海道分間繪圖

アイテム
資源識別子/Identifier
8160a9ac-278a-2c44-94d3-3887a0609629
タイトル
東海道分間繪圖
タイトルよみ
とうかいどうぶんけんえず
請求記号/CallMark
三-H-d-に-17
著者
遠近道印撰 ; 菱川師宣畫
出版者
板木屋七郎兵衛
記録形式/Format
版本
出版年(和暦)
元禄三年序。
出版年(西暦)
1690
著作の構成
一帙五帖
形態的記述
紺色、銀泥細筆にて霞・山・松・芦・漁夫・鳥・草の花を描いた表紙。折本。畳んだ状態で、第一帖、縦二八・一糎×横一六・九糎。第一帖二〇折、第二帖二〇折、第三帖二四折、第四帖二二折、第五帖一九折。
『岩崎文庫貴重書書誌解題』
DB. No.
3758
内容記述/Description
○元禄三年序。紺色、銀泥細筆にて霞・山・松・芦・漁夫・鳥・草の花を描いた表紙。折本。畳んだ状態で、第一帖、縦二八・一糎×横一六・九糎。第一帖二〇折、第二帖二〇折、第三帖二四折、第四帖二二折、第五帖一九折。
○外題、表紙中央に原題簽、「東海道分間繪圖 壹(二~五)」。内題、第一帖見返しに「東海道綱目分間之圖〈但シ三分/壱町之積リ〉」、第二帖「小田原より府中迄巻之二」、第三帖「府中より吉田迄巻之三」、第四帖「吉田より亀山迄巻之四」、第五帖「亀山より京迄巻之五」。
○序、「序/それ圖とは言語《ごんご》不及《ふぎう》覆障《ふくしやう》不知《ふち》之理《り》を/顕《あらは》すを以て事《じ》となり是を名付て圖といふ/ 古今《ここん》の名賢下劣《れつ》の頑愚《ぐはんぐ》に至迄通満《つうまん》/所用《しよよう》する所也雖《いへとも》レ然《しかりと》往昔《おうじやく》より大概《たいがい》の撰《せん》/圖《づ》多々《たゝ》なりといへとも分間細々《さいさい》たることなし/殊《こと》に世間の移《うつ》り替《かは》るに随《したがつ》て路道《ろたう》に/遠近《ゑんきん》出来《いでき》 用《もちゆる》に無《なし》レ詮《せん》爰に遠近道印と云/人江府の圖を始て一分五間の積《つも》りに五枚/にあみたて書肆《しよし》にあたへて世に流布《るふ》せり/又去年一分拾五間之割を以て分間江戸/の圖と題《だい》し正改す其外一分四拾間之/ 懐中《くわいちう》の圖雖《いへとも》レ考《かんごうと》分厘《ぶんりん》のたがへなし故に上一/人下万民に至迄一同の名誉《めいよ》を唱となふる《こと》勿論《もちろん》也/依レ去予道印に因《ちなん》で東海道五十三次の道法分/間に顕し而所々の景《けい》村付ケ馬次家並《なみ》 名所旧跡《めいしよきうせき》山/川海道微細《みさい》に考《かんがへ》既《すでに》令《せしめんと》二板行《はんぎやう》一清書《せいしよ》を畫師《ぐはし》/菱河氏《ひしかはうぢに》請《こう》時に彼師《かのし》 の云指圖《さしづ》計《ばかり》にては通達《つうだつ》/の慰用《いよう》共ならず唯《たゞ》右之圖を風俗《ふうぞく》に顕しうるわしきを以/高位《かうゐ》の簾中《れんちう》下劣の女童《によとう》に至迄明鏡《めいきやう》に向て/ 自面《じめん》之みるかことくならしめんと功筆《こうひつ》を抜《ぬきん》す凡《およそ》此《この》兩《りやう》/ 家《か》は名誉《めいよ》を世に顕し貴賎《きせん》一同免《ゆるす》所の名人《めいじん》/たり誠《まことに》凾蓋《かんかい》相應《さうわう》毛頭《もうとう》のたかへなきを以て/板行令二流布《るふ》一者也/元禄参歳〈庚/午〉孟春吉旦/作者 遠近道印(花押)/繪師 菱河吉兵衛」。跋、「右之畫圖《ゑづ》道印之考書《かうしよ》は廣《くはう》/ 野《や》に蟻虫《ぎちう》の行道曲《きよく》直《ちよく》之正《たゝしき》事こと/不《いとま》レ遑《あらす》毛《もう》―二挙《きよ》に雖レ至畫師禀《うけて》レ之譬《たとへば》/かねのての所をは山形《やまがた》のことくになしみのて/なりをば張弓《はりゆみ》のことくに畧補《りやくほ》模様《もよう》を/つけ景氣《けいき》実《げに》もと書なしゝも畫家《ぐ は か》家之/ 佳名《かめい》をとゝめんかため也依レ去所々に方角/を左右に振分《ふりわけ》ヶ彼を以て是に次第に/合すれは宛《あたか》も流水《りうすい》の如レ無レ障《さはり》若《もし》有《ある》/レ異《い》かと御不審之御方は版本方ヘ預二光尋《くはうちん》ニ一/は彼道印自筆之本書可レ入二貴覧《きらん》一/者也/一紙《かみ》御望之御方は御誂《あつらい》次第何帋《なにかみ/にても仕進上可致候」。刊記、「大門通新大坂町/板木屋七郎兵衛板」。
○印記、なし。第一帖見返しには、内題の後に「一於《おゐて》二宿々《しゆく〳〵》に一方角付之事一宿々板屋くすや書分事/一村々名所旧跡《きうせき》付之事一橋々間数付之事/一道中寺社《じしや》之書付之事一宿々《しゆく〳〵》の名物《めいぶつ》をしるす事/一遠近《ゑんきん》山成於所々冨士《ふじ》山見所事一馬継駄賃問屋名付事/一並木《なみき》松杉書分之事一壱里塚ニ何木何本有事/一洛中《らくちう》洛外《らくぐはい》名所付之事一江近八景之事」の一二項目を記す。【13】【14】参照。
目次
,一,1
,二,24
,三,47
,四,75
,五,101
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