西鶴織留 (本朝町人鑑、世の人心)

資源識別子/Identifier
b7e00c1a-105d-9e47-36f1-27ee838ecfd6
タイトル
西鶴織留 (本朝町人鑑、世の人心)
タイトルよみ
さいかくおりどめ
請求記号/CallMark
三-F-a-は-ア-6
著者
井原西鶴
出版者
岩国屋徳兵衛・大塚屋権兵衛・油屋与兵衛(大坂)
記録形式/Format
版本
出版年(和暦)
正徳二年刊
出版年(西暦)
1712
著作の構成
一帙六冊
『岩崎文庫貴重書書誌解題』
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XI-浮世草子集(上)-60
DB. No.
1106
内容記述/Description
○正徳二年刊。後補の、鳥の子色伏蝶丸文雲母摺表紙。改装、四針袋綴装。縦二四・七糎×横一七・六糎。単匡郭、縦二〇・四糎×横一六・二糎。第一冊二三丁、第二冊二〇丁、第三冊一七丁、第四冊一九丁、第五冊一六丁、第六冊一七丁。
○外題、双郭の原題簽「〈絵/入〉西鶴織留 本朝町人かゞみ 一(二)」。「〈絵/入〉西鶴織留 世濃人心 三(六)」、「〈絵/入〉西鶴織留 世の人こゝろ 四(六)」。内題、目録題「西鶴織留本朝町人鑑 目録一(~二)」。「西鶴織留世農人心 目録三(~六)」。版心、「世の人心 一(~六) (丁付)」。白口、上黒魚尾。
○序(一)、「風はかたちなふして松にひゞき/花はいろあつて物いはずまなこに/さへぎることは心にうかひおもふ/事いはねば腹がふくるゝといふはむ/かしやつかれがちいさき腹して/つたなき口をあけて世間のよし/なしごとを筆につゞけて是を世の//人心と名づけ難波のくれは鳥織留る物ならし/難波/西靏(印「松壽」)」。序(二)、「西靏生涯《しやうがい》のうち。述作《しゆつさく》する所の仮名《かな》草子。/棟《むね》に充《みち》。牛に汗《あせ》して世にはひこる中に。日本永代/蔵。本朝町人鑑《かゞみ》。世の人心。これを三部の書《しよ》と名つく/尤商職《しやうしよく》人の閲《けみ》するに日用世をわたるたつきに/こゝろを得《う》へき亀鑑《きかん》たるへきものにして永代/蔵は其功《こう》なりて後。町人鑑世の人心。半書《かばか》遺《のこ》して/過し酉の葉《は》月に此世を去《さり》ぬ。されは両部の名/のみにしてむなしく三部の闕《かけ》たらんには。ぬしの//本望《もう》もかなはず。かつは巻《まい》て紙虫《しみ》の家ともならば。/珠《たま》を汚泥《おでい》にかくすにひとしからんと書林《しよりん》の某《なにがし》/の歎《な》きに應《おう》して両部の書残されし。半宛《なかばづゝ》/を。とり合せて一部となし。かれにあたふるつい/て予に序を乞《こふ》此書の功のおはらさるにわかれ/しを思ひ出て涙を墨にして筆を添《そえ》侍りぬ/難波俳林/團水誌(印「滑稽堂主」)」。刊記、「正徳二〈壬/辰〉年五月吉日(ヨリ)/大坂書林/岩国屋徳兵衛/大塚屋権兵衛/油屋与兵衛/開板」。
○印記、正方陽刻朱印「鯰ニ学瓢」。蔵書印を捺した別紙を切り抜き、蔵書票のように各冊の表紙右下に貼る。西鶴の第二遺稿集。初刊本は元禄七年三月刊(江戸・万屋清兵衛、大坂・雁金屋庄兵衛、京・上村平左衛門)。本文庫所蔵本は元禄版通行本を求版した宝永六年正月版(江戸・万屋清兵衛、大坂・油屋平右衛門、本屋権兵衛)の求版本。挿絵、第一冊見開き三面・半丁一面。第二冊見開き三面・半丁一面。第三冊見開き二面・半丁二面。第四冊見開き二面・半丁一面。第五冊見開き二面・半丁一面。第六冊見開き二面・半丁一面。第五冊、巻五の七丁目の丁付けは飛び丁付で、「七之九」と刻際する。【59】【61】参照。
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作成日/Date Created
2025/08/07
更新日/Date Modified
2025/08/18